薬害と薬の副作用

雨上がりで穏やかな年末。我が家のすぐ下の四つ池脇の菜の花畑も春の装いとなってきた。

 


薬害肝炎の救済法案が来月に成立する見通しになったことがけさの新聞に出ていた。けっこうなことだ。
この件のように行政の怠慢で起きた薬害の患者は国と製薬会社で救済することは当然のことだ。
そして二度とこのようなことが起きないような手立てを講じることも併せてしなければならない。


しかし、今回の件の延長線上に出てくる問題を素人が考えると心配が尽きない。専門家は考えていてくれるのだろか?

1. 薬害の被害者は承認した国と製薬会社で救済するが、薬にはつきものの副作用の被害者はどうするか。
2. 新薬により数千万人の人が救われたが、その副作用で数人の人が不治の病になった。新薬の投与を中止するか、副作用  のある人の救済措置を講じて新薬の投与を続けるか。
3. 副作用の被害者の救済をなんでもかんでも国と製薬会社にやらせたら、新薬の開発が進まなくなるのではないか。


こんなこと考えているるより、年末の大掃除でもしていた方がよほどラクだ。