環境問題

mikawakinta632008-01-16

環境に関する記事があちこちで賑やかだ。
福田総理も環境問題に関心があるとみえてこの連休に映画「アース」を見に行かれたそうだ。今朝の新聞を読むと、プラグイン(充電式)ハイブリッド車の開発で「環境車」の開発レースが始まった。と出ていた。


きょう配信のメルマガにデンマーク在住の日本人女性造形作家がデンマーク環境税について投稿していた。その要旨。

高負担高福祉のデンマークでは新車価格200万の車を手に入れると25%の消費税をはじめ、もろもろの税金で550万になるそうだ。車を動かすとグリーンタックスという環境税がかかってくる。車種別に24段階の燃費が定めら、リッター
当りの走行キロが14〜15kmでは半年に26460円の環境税だそうだ。

また、電気、ガソリンなどのエネルギー消費にかかる経費にはすべて二酸化炭素税がかかる。標準家庭で年間8000円くらいらしい。


環境保護、エネルギー節約のために車を一切使わない、という考え方は、現実に車社会に暮らしていると、なかなかできることでもない。ならば、意識のある人を増やすことも大切かもしれないけれど、なにもしていない人にも少しだけなにかしてもらうことを考える方が、結局はその人たちにとってもたとえばそれが健康に繋がったり、節約になったりすることを思えば、CO2の排出量を削減する可能性もなくはないのでは、と思いたい。

その意識をなんとなく植え付けているのが、この環境税だな、というふうに思っている。 


我々は孫、子も安心して暮らせる地球があるようにと、願っている。そうしたことを考える時、自分が果たす役割はなにかあるのではないか、できるのでは、と思いたい。生活をまるっきり変えることなんて、ほとんどの人ができないだろう。またそれを期待するのは間違っているとも思う。しかし、たくさんの人がちょっとだけなにかできることをすれば、なにかが変わるかもしれない。
環境税」によってこのような意識付けをしなくても、国民が自発的にその気になるようにするのが政治だと思うが・・。
福祉は票になるが、環境は票にならんからなぁ〜。