四季の変化を守る

mikawakinta632008-03-24

朝降っていた雨も午前中にはあがり、春の日差しがまばゆいほどだ。
四つ池の柳も新芽が雨に洗われ、あざやかなグリーンのカーテンのようだ。


きょうの中日新聞の社説。「春の風が吹いていたら」というタイトルで、♪春が来た、春が来た、どこに来た。 華やかでも繊細な季節だ。早く見つけて、守ってあげないと、やがてここには、来なくなるかもしれない。と言うことを述べていた。


その中の一文が、日頃自分の心の底流にあってもなかなかブログ上では上手く表現できず、きのうの「白い息吹」だとか「季節の花と詩歌」というかたちで表現していた。さすが、社説を書くプロ、自分の言いたかったことをほぼ完璧に代弁してくれている。


「春。春夏秋冬の筆頭にある何やら特別な季節です。草は萌え、花はほころび、はじまりの予感をはらんだ風が吹いています。このような風景を四季のめぐりの最初に置いた先祖のセンスは鋭敏でした。
地球温暖化の行き着く先は、四季の完全な消滅です。季節のない街に、人の心を動かす歌(クマ註:花鳥風月といって欲しかった)は生まれません。
私達は、季節を感じるアンテナをもう一度研ぎなおし、四季の変化を守らねばなりません。」

云いたかったことを上手く表現した記事が見つかり、のどに刺さった小骨がとれた感じ。