清明&花曇

きょうは二十四節気のひとつ「清明」。万物が清められ大気も寒からず暑からず快適な時節になったということだそうだ。

清く明るい水や空気に触れて、心身ともに清められた気分になる時節でもある。



暦の上でそんなことを言っても、自然現象である天気はなかなかぴったりと合わせてくれない。

きょうの午前中は「清明」にぴったりの天気だったが、午後になると季節風の変わり目だからだろう、薄曇になった。

花どきの薄曇、「花曇」だ。 風情のあるネーミングだ。

       
        午前中の東風が午後は西風になり、四つ池も波立っている。
        厚い雲の中にいた太陽が薄い雲の方へ移動すると、かすかな日差し。

        この瞬間、曇天の背景でこそ際立つ満開の桜の白い輝き。




豊田工専の正門へ通じる桜並木、毎年のことながら実にすばらしい。残念ながらカメラを持って行かなかった。