春爛漫 ・さくら饅頭

春、爛漫。散歩コースにある桃畑も桃の花が満開。桃畑越しに望む四つ池沿いの桜も満開。菜の花も満開。

 



きのう配信されたメルマガ。小学校の先生から、この季節にふさわしいタイトルのちょっといい話。


               お小遣いで買った「さくら饅頭」

春休みになった日の話です。私は4年生の担任をしていました。学校の近所の総菜屋さんに、昼食を買いに出かけようとしたら、4年生の教え子2人がお弁当を持ってきて、校庭のベンチで食べていました。



昼食は、その日職員室にいた職員全員で食べていました。一人の職員が食べ終え、廊下に出た時、
ビニール袋に包まれた箱がおいてあることに気付きました。そして、「 一年間ありがとうございました。先生方で食べてください。   A子 B子」と書いてあるメモがありました。A子、B子は、さっきまでベンチでお弁当を食べていた子たちです。箱を開けると中には、春を思わせるおいしそうなさくら饅頭が入っていました。

 

そのとき私は、一度家へもどり、親からお金をもらって買ってきたのでは…と思っていました。そこで私はお礼ため、
2人の家に電話をしてみたところ、2人の親もその事実を知りませんでした。私はそれを聞いて感動してしまい、
電話越しに涙が出てきました。


4年生の子ども2人が自分で考えて、行動できたことに正直驚きです。しかし最後の最後で、こんなことができる子どもが
自分のクラスにいたことに、驚きと、少し自慢したい気持ちでいっぱいになりました。



饅頭の値段は500円くらいです。2人で割って250円です。4年生の子どもにとって見れば高額だと思います。
限られたお小遣いの中から、二人で話し合い買ったのでしょう。


私を含め大人もそうですが、自分のお金は自分のために使うものだと思っています。「人のために使え」とはなかなか教えません。このような子が将来大人になって、日本を引っ張ってくれれば、とってもいい国になると思いました。