オバケの正体

mikawakinta632008-07-01

2週間ほどまえから「オバケ」と称してウオッチングしている三好丘の農家の巨大植物の素性がわかった。
今日配達された三好丘のコミュニティー紙に載っていた。家主も花の名前を知らないといっていたので、新聞社が調べただろう。

名前は「りゅうぜつらん」。100年に1度だけ花が咲いて枯れる「センチュリープラント」とも云われるそうだ。
メキシコや中南米に自生する。「竜の舌のようなトゲ」があることから付けられた名前。葉のしぼり汁を醸造してテキーラを作るそうだ。


50〜60年に1度咲く例が多いらしく、1度咲くと花茎も葉も枯れてしまいその一生を終えるそうだ。
今、高さ4mほどでたぶん7月半ばには5m以上に育って花が咲く見通しとのこと。
オバケの素性はわかった。さて、どんな花が咲くだろうか楽しみだ。



<きょうの一枚> ハンゲショウ 6月10日 豊田市自然観察の森

夏至から数えて11日目にあたるきょう7月1日が半夏生。昔は、農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終える慣わしであったそうだ。また、薬草であるハンゲショウが生える頃で、きょう7月1日の誕生日の花だとラジオで云っていた。

  五月に咲くサツキ   半夏生に咲くハンゲショウ   季名をもらったゆかしさよ