オシロイバナ

mikawakinta632008-08-10

凡人は他人の素性やゴシップに非常に興味を持つから週刊誌やスポーツ紙があれだけ売れているのだろう。
それと同じように、花の名前を知るとその「いわれ、素性」を詳しく知ってみたくなり、週刊誌やスポーツ紙でなくネット検索してニンマリすることがある。


毎日、夕方5時過ぎに自宅から200mほどの距離にある家庭菜園に水遣りと作物の収穫に行く。その途中の畑の土手に赤い花が集団で咲いている。とびきりのベッピンさんでもないので、大して気にも留めてなかったが、真昼に通りかかると咲いてないので、それだけが気にかかっていた。

 

芹沢先生の「夏の野の花」で調べると「オシロイバナ」だった。「いわれ、素性」をネット検索。
初夏から秋の夕方4時頃から咲き始め翌朝9時頃閉じる。英名ではフォーオクロックというそうだ。なるほどネ。


夕方頃に活動する虫には色で引きつけ、夜に活動する虫には香りで引きつけるそうだ。そんなことから別名「夕化粧」。
熟した黒く固い種をつぶすと”おしろい”のような白い粉が出てくることからのネーミング。
ちなみに花言葉は「不思議な 慎重」


それほどベッピンさんでもないのが午後4時頃「夕化粧」してご出勤、色香を振りまいて朝9時頃にご帰館。
不思議な色香には慎重に、慎重にと花言葉が戒めている。 オシロイバナは世の男性どもを戒める花のようだ。




<きょうの一枚>  緑のカーテン  自宅  8月10日

立秋すぎても猛暑日続き。秋は風からと実感するのは、緑のカーテン越しにゴーヤの香りとともに・・・・。