賢母
明け方の強い雨も上がりまた夏の日差しが戻ってきたような日。
先日、Sさんのブログ。7歳の息子さんが福井県での5日間のサマーキャンプにひとりで参加し、元気に戻って来て体験談を聞かせてくれた。本当によく頑張った。とのカキコがあった。
おととい配信されたメルマガ。群馬県の女性からの便りが載っていた。
その女性は4年前に父親を亡くした。その時4歳だった息子、ある日庭にいたコオロギに向かって「おじいちゃん、一緒に遊ぼう」と呼びかけていた。生まれ変わりとか、輪廻転生とか教えた記憶もないのに、お盆のとき、どなたかが口にされていたのを聞いて憶えていたいたのだろう。息子は、人が死ぬと形や姿を変えて、家族の元に帰って来ると信じていた。
4年後、息子は小学二年生になった。 今年のお盆のこと。庭の池の近くにバッタを見つけ「おじいちゃん、バッタになって天から馬に乗って来たね」と言っていた。
息子は、命の尊さを学ぶには早いだろうが「心」とか「魂」というものの大切さを感じ取っているようだった。
ふたりの孫が5歳になるというのに、いまだに親離れ子離れができないわが家庭の母親と娘達を目の当たりにしているだけに、ブログのSさん、メルマガに登場のお母さん、なんとしっかりした方達だと感じ入るばかり。賢母とはこの人たちのことをいうだろう。ウチの娘達に爪のアカでも煎じて飲ませてやりたい気持ちだ。
<きょうの一枚> カラスウリの実 三好丘 8月5日
ラジオ深夜便によるときょうの誕生日の花は「カラスウリ」。この花、既に登場済みなので、実の方に登場してもらおう。
いまでこそ、ウリみたいな青い実だが、やがて秋には真っ赤な実になる。