アケビ

きのうとは打って変わって爽やかな秋晴れ。 雨上がりで土が軟らかくなったのと好天に誘われて家庭菜園のゴーヤとオクラの片つけ。新しい肥料を入れて耕しの作業。


行儀が悪いと思いながら用足しのために雑木林の中に入る。この雑木林、四分の三ほどが削り取られ道路用地になってしまって、四分の一ほどが家庭菜園の西側に残されている。
この地に越してきた当時は、この雑木林にアケビを取りに来たものだった。我が家と眼と鼻の先でのアケビも、一昔前のことだったかと感慨に浸りながら用足しをしていると、4〜5m頭上にアケビがあるのではないか。全部で5〜6個はある。

       

きのう、雨の中を歩いた福谷の里山。そこで何度もみつけたアケビよりずっと大きい。いづれも実はまだ割れて種が顔を出すところまではいってない。
ゼリー状の果肉に包まれた種、甘くてもっちりした食感。終戦直後の甘いものに飢えていた頃、初めて口にしたアケビの甘さは今でも憶えている。


先日のクサギの発見といい、きょうのアケビの発見といい我が家の周りの自然環境もまだ見捨てたものでない。
きょうの発見は「ケガの功名」ならぬ「立ちションの功名」だったが・・・。