死して思いがけない発見

mikawakinta632009-01-15

けさのこと。正月早々の二つの「失せ物」のうちの一つが無残な姿で出てきた。洗濯を終えた洗濯機の底からハムスターが出てきた。月曜に洗濯をしたときは異状はなかったからきのう、おとといの間に入ってきたようだ。それまでどうやって命を繋いでいただろうか? 「かわいそうなことをした。」とカミさんの落胆ぶりは尋常でなかった。
庭の一角に墓を作って花と水を供えた。隣の猫のトイレになってもかわいそうと「ドントキャット」を敷いておいた。(右の写真)


どこに墓を作ろうかと庭のあちこちを見回してみると、普段は見逃しているようなものが目に付く。いくら冬枯れの庭でも
生き物たちは冬は冬なりの活動をしているものだ。ふたつの発見。


●スズランの実

葉が黄色くなりすっかり立ち枯れた茎の先端に熟れすぎた実が半ば萎びてうなだれている。実の大きさは南天の実くらいだ。スズランが咲くようになって10年以上経っているのにどうして今まで気がつかなかっただろう?
花が終わったら、気にも留めないからか、それとも気候的に合わなかったものが去年から今年にかけては合ったからか?
花が終わったら用がないと見向きもしないのは失礼なことだ。人に対してもホンモノの花に対しても同じことだ。


クリスマスローズ

先日、ブログでHさんが自宅のクリスマスローズの蕾が膨らんだと書いていた。そのことを思い出しながらもう一度観察したらウチのも蕾が膨らみ始めている。中には赤紫の斑点が見える蕾もある。一歩一歩春が近づいている。


ハムスター死して思いがけない発見をもたらしてくれた。合掌