季節の花めぐり 黄の競演

きのうあんなによかった天気も朝から雨。ウォーキングもお休み。きのうの「季節の花めぐり」の続編。きょうは黄色い花の競演。


春の訪れを気づかせてくれるマンサク、ロウバイに続いて咲き始める早春の黄色い花が広大な緑化センターで散見できた。その極めつけは何といってもオーストラリア庭園にあるアカシアだ。


何種類もあるアカシアのうちひときわ異彩を放っているこの眩しいほどの明るさのアカシア、見とれて名前をメモするのを忘れてしまったほどだ。


   ● キブシ

 

15cmほどの花穂が列をつくって垂れ下がる様子は可愛いし、一つ一つの釣鐘状の花も森の妖精の帽子のようでほほえましい。こうして目立つのも1年の内のこの時期のごく短い期間だけで後はまったく目立たなくなるそうだ。花穂がフジを連想させることから関東ではキフジ(黄藤)と呼ぶそうだ。


   ● トサミズキ

名前のとおり原産地は高知県。うす黄色の花穂をつける風情がいい。


   ● クロモジ          ● アオモジ

 

クロモジもアオモジも木の香りがよいことから高級爪楊枝をつくる材料となるそうだ。どちらも黄色い花にしてクロだのアオだのとこれいかに。 クロモジ、3月4日に訪れた時はルーペで観察してやっと花芽が出ているのがわかった。20日足らずの間にこれだけ生長した。