「脳死」に関する国民投票

mikawakinta632009-06-23

今年一番の暑さ。午前中の1時間半ほど、ジャガイモの収穫の後を掘り起こし肥料を入れる作業をしただけで熱中症になるのではと思うほどのいい汗をかいた。


先日臓器移植法衆議院を通過して、子供の臓器移植への道が開かれた。各党が自主投票だから、参議院でどうなるかまだ予断は許さない状況だ。この法案のポイントは「脳死」に対する考え方だろう。


「生」「死」といった人間の尊厳というか神、仏の領域の問題だからといってアンタッチャブルで済ましてはならないと思う。科学が進歩してクローン人間が取りざたされたり、生命維持装置がどんどん進歩しているから。イスラムの国やキリスト教の国のように神が人間の倫理観を定めているような国ではなく、ご利益を頼む宗教、葬式宗教のわが国だからこそ、法律によって国民共通の倫理観を規定する必要がある。


ひとりの「脳死」によってひとりの「命」が救われることを思うと、国会で審議中に居眠りしたり、談笑している先生方に任せておくのは心もとない。こんどの衆院議員選挙の際に「脳死」に関する国民投票をするくらいのことをしたらどうだろう。


<きょうの一枚> トウカイモウセンゴケ  6月20日  緑化センター

緑化センターの中に以前田んぼだったエリアがあり、そこは湿地になっている。その湿地に生えている食虫植物トウカイモウセンゴケ。葉の長さは3cmくらい。花径は10cmくらい。直径1cmくらいの花。食虫植物は葉に腺毛がありその先から粘液を出して虫を捕らえる。