懐かしい草葉

朝方傘をさして門まで新聞を取りに行ったような天気が午後には夏の日差しが照りつけるような天気に。きょうの天気がめまぐるしく変わるように、咲いているうちにだんだん色が変わるところから七変化のアジサイと言われている。やはり、アジサイは梅雨に似合う花だ。また雨に打たれて、頭を垂れている姿がいいところから雨に似合う花かもしれない。

        
         三好丘丘陵地の畑の土手にて  6月24日


早朝は雨で出かけられなかったウォーキング。夏の日差しの午後になってスタート。雑草地はどこもかしこも「葛」の葉が農道までせりだして繁殖力の旺盛さを見せ付けている。


雑草の葉と言えば先日の緑化センターで昔懐かしい”葉っぱ”に出会った。先生の説明があって「あぁ〜 これだったのか」と思い出し懐かしさひとしおだった。

 麩饅頭 (ネットより)

★ サンキラ

学生時代、春休み、夏休みで東京から帰省するといつも「大好物だからなぁ〜 ちゃんと用意しておいたよ。」とおふくろが出してくれたのが「麩饅頭」だった。饅頭が包んである葉っぱがサンキラだ。饅頭を食べることばかりに関心が行っていて葉っぱの名前は数十年後の先日初めて知った。


このサンキラ、山野にごく普通に生え木にからんで3mほどになる。果実はクリスマスの時期に色づきツルごと丸く束ねてクリスマスリースになるそうだ。


   サンキラ                   血止草 


★ 血止草

カミさんが懐かしがっていた。子供の頃、小さな擦り傷をつくったときにこの草を揉んで唾液と一緒に貼り付けてもらったらしい。トウカイモウセンゴケの生えている同じ湿地に葉の径が5cmほどのこの草があった。セリ科。普通は周囲を覆いつくすように生えているらしい。