カスタムメイドの人生

mikawakinta632009-07-06

朝から降ったり止んだり。おかげでグラウンドゴルフは中止。ウォーキングは傘をさして。こんな日には、半日かけてじっくりとフォルダから写真選び。今月の写真コンテストの締め切りが10日に迫っている。


先日、会社の1年後輩が坊主頭で訪ねてきた。彼、リタイヤーして地元の寺の檀家総代をして寺の住職と懇意にしていたら仏教に興味を持つようになったという。そこで一念発起、名古屋の仏教系大学に学士入学して今は40何年ぶりに再び学生をしているという。坊主頭のわけがわかった。


さらに彼は続けた。人の道を説くのに仏教の世界しか知らない僧侶とは異なった視点からの人の道を説いてみたい。40年サラリーマンとして世間の修羅場をくぐってきたことをベースに仏教を勉強してユニークな人の道を説いてみたい。これが自分の第二の人生だと思っている。


リタイヤー後は自由が満ち溢れている。会社からも自由、家族からも自由、時間も自由。これまでの人生がレディメイドなら、第二の人生はカスタムメイドだ。”もの”が巷に溢れているこの時代、こういう時こそ”こころ”が必要とされている。彼はいい選択をした。彼のカスタムメイドに拍手をおくろう。



<きょうの一枚>  くるみ  三好丘  桃畑  7月5日

ウチから300mほど南に桃畑があり、まだ袋がかかったままだ。その桃畑の中に1本大きなくるみの木がある。実はまだ青いがなぜか落下している。良く見ると、あのくるみ特有の”しわ”ができている。