ビギナーズラック

４６年ぶりの皆既日食、世の中どうしてこんなにも大騒ぎするだろう。病院の予約日でその時間は病院の中にいたからこの地でも部分日食が見られたかどうかも知らなかった。マスコミが騒げば騒ぐほど冷静になる自分のようなアマノジャクが一人や二人いてもいいだろう。

ギャンブルやスポーツなど勝負事で初めてする人がたまたま勝つことをビギナーズラックという。ある意味無欲で何も考えないから策を弄して裏目に出るというようなこともなく運を引き寄せることが出来るからであろう。

ガキ仲間のブログの写真コンテスト７月分の成績発表がきのうあった。２０数作品の応募があり投票の結果残念ながらまた選外だった。初めて応募した去年の１２月はグランプリ、今年の２月は三席だったがその後はさっぱり。グラウンドゴルフも同様だ。おととしの６月から始めて、その年の秋のきたよし地区の大会で優勝するなど華々しいデビューだったがその後はさっぱり。

どう考えても写真もグラウンドゴルフもビギナーズラックだった。ものは考えようだ。ビギナーズラックがあったから夢よ再びと熱を上げている。幸運がなかったらこんなもの面白くないと放り出していたかもしれない。ベテラン連中はビギナーズラックと”ひとくくり”にして片付けるが、「たかがビギナーズラック、されどビギナーズラック」だ。

＜きょうの一枚＞　葛の花　三好丘　　７月２２日

暑さとともに蔓と葉っぱを伸ばし歩道の半分を占領してしまうほどの勢いの葛が至るところで見受けられる。明日の大暑を前にもう秋の七草のひとつ、葛の花が咲きはじめた。