緊急地震速報

mikawakinta632009-08-11

明け方に接近すると言われていた台風がそれたのか、雨もなければ風もなかったと安心して、あさ5時のラジオのニュースを聴いていたらニュースを中断してチャイムが鳴り「緊急地震速報」が報じられた。一瞬思ったのは、どこかヨソで大きな地震があったのかなということだった。3〜4秒後にグラグラと来てわかった。これが、例の緊急地震速報って奴かと。


この速報制度がスタートしたとき、地震が来る前にたとえ3秒でも4秒でも前に前触れがあればその間に準備できることはかなりあるという触れ込みだった。今日体験してみてわかった。よほど訓練をしておかないと咄嗟には動けないということだ。チャイムがなっても家が揺れてないとどこかヨソのことかと思っているようでは、せっかくいい制度を開発してもらっても宝の持ち腐れだということだ。


昔から「地震、雷、火事、おやじ」はこわいものの代表だった。今や、おやじはまったく権威を失墜してしまっている。火事も江戸の華と言われていた時分と比べたら発生件数も被害も少なくなっているだろう。一般の家にも火災警報器の備え付けが義務付けられたほどだ。雷も予知は出来るようになったし避雷針もできている。地震の予知はいまだにできない。遠くで発生したものを数秒後にはやってくることを知らせることがやっとできるようになった程度だ。やっぱり、地震が一番怖いものの代表だろう。


<きょうの一枚> 宿根バーベナ  あざぶの丘入り口  8月10日

あざぶの丘の入り口の両側の門の前に赤、白、紫のバーベナが夏枯れで色彩の乏しい周囲の景色とは裏腹に華やかさを演出している。