ミスマッチ

かっと照りつけるでもなし、かといってどんよりともしていない中途半端な真夏の一日。せみ時雨の中、時折さぁ〜と吹いてくる風になんとなく秋の気配を感じる。

きのうガキ仲間のブログを読んでいたら先日安曇野へ家族旅行した友人のカキコがあった。安曇野の名所、黒澤明の映画のロケ地となった大王わさび園の水車小屋。その横を観光用ゴムボートが通って行くのではないか。風情のある水車小屋と観光ゴムボートとはまったくのミスマッチでせっかくの風景が台無しだと嘆いていた。

「Ｒｅミスマッチ」と題して次のようなカキコを投稿した。
コレストロールに悪玉と善玉があるようにミスマッチにもそれがある。悪玉ミスマッチ、せっかくの風情をブチ壊しの大王わさび園の水車小屋とボート。善玉ミスマッチ、”空飛ぶまでは人力で”と羽田空港での飛行機と人力車。羽田空港第２ターミナルの人力車サービス。搭乗手続きを済ませて出発ゲートまで距離がある。そこで、その間を人力車で運んでくれるそうだ。距離があるという弱点を遊び心でカバー。

　
　　　水車小屋とゴムボート　　　　　　　　　　羽田空港の人力車

ミスマッチといえばとかくマイナスイメージを抱きがちであるが、”ミスマッチの妙”とか”ミスマッチの遊び心”と言ったような必ずしもマイナスとはならないミスマッチもあるものだ。もちろん、水車小屋と観光用ボートはマイナスイメージであるが・・・。

＜きょうの一枚＞　　冬瓜　　自宅　　８月１９日

はじめて栽培した冬瓜、蔓がグミの木、ビワの木、梅の木に絡んで伸びて行き、まるで木になっている冬瓜になってしまった。重みに耐えられず落下してはと思いとりあえず落下の恐れのあるもの６個だけを収穫した。ウッドデッキの床にまだ５個ある。