台風ボケ

台風が上陸するかもしれないと、きのうあたりから盛んにマスコミは注意を促している。にもかかわらずきょうの夜の１０時を過ぎてもも雨は激しく降っているようだが風は静かなものだ。こんな調子で本当にあしたの未明にやってくるのかと疑心暗鬼にならざるを得ない。

それでも、あすのサンアートでの老人芸能大会の延期や悠学カレッジの休講の連絡が入るとやっぱり台風が来るのだと実感する。去年１年間一度も台風の上陸がなかったせいか、台風に対する緊迫感が欠けている様だ。

神社の祭礼を１２日に控え４日に神社の幟（のぼり）を立てた。きょうの午後、神社の隣の家の人から台風が来ると言うのに神社の幟を立てたままでは危険だと電話が入った。急遽ご隠居さんたちに召集をかけ雨の降りしきる中、幟をおろした。

午前中、氏子の役員が集まって祭りの打ち合わせをしたのに、台風で幟を心配する者が誰一人としてなかった。去年１年間台風の心配から解放されていたら台風に対する緊迫感もなくなり台風ボケに陥ったようだ。

＜きょうの一枚＞　　雨中での幟（のぼり）おろし作業　　　１０月７日　　高嶺公民館