場違いの植物
台風が過ぎ去って、公民館と神社のまわりの落ち葉片付けに半日かかった。
けさのウォーキング、場違いな咲き方をしている花が目についた。
フウセンカズラ
三好丘の丘陵地、柿畑の土手にたくさんの実をつけたフウセンカズラが。観賞用の園芸植物だと思っていた。いや、きっとそうだろう。ペットが逃げ出したり、飼い主が手に負えなくなって野生化したのと同じだろう。レンゲソウは野原に咲いているから美しい。「やはり野におけレンゲソウ」とは逆でフウセンカズラは庭で観賞されてこそ価値がある。柿畑の土手のフウセンカズラは場違いだ。
ウチの庭の縁石と遊歩道のほんのわずかな隙間にタマスダレとランタナが咲いている。一時流行った”ど根性植物”だ。
植物にしてみれば子孫を残すために必死だろう。亭主にしてみればどうせ咲くならウチから眺められる所に咲けばいいのに場違いだと言いたくなる。