バンカーとカメラの音

mikawakinta632009-10-21

日がな一日秋晴れの穏やかな天気。朝は暖房が恋しくなってきた。けさはこの秋一番の冷えだとか。


先日のゴルフ日本オープンでの出来事。石川遼クンがバンカーから打とうとしてテークバックした瞬間にファンのカメラの音で集中力を欠きやり直しをするシーンがあった。そして、珍しく彼が怒りをあらわにした。


きのう、バンカーとカメラの音にまつわる話題がまたひとつあった。4年前誉れ高き名バンカー(銀行家)として、三井住友銀行から日本郵政の社長として迎え入れられた西川氏の辞任記者会見での出来事。会見を始めようとしたが、カメラの音がうるさくて話せない。氏は「もう、(会見を)やめて帰るか」とまで言い出す始末。


このようなマナー・モラルは学校で教えることでもない。子供のしつけから始まる問題だろう。


郵政改革は「官から民へ」の象徴として民間にできることは民間に任せ、競争原理を働かせてサービスの効率を追求することである。この大原則が崩れるとすれば西川氏の辞任は日本の今後に大きな影響を残すのではないだろうか。それにしても、政争に翻弄された西川氏の憤懣やるかたないだろう。新社長が天下りの”渡り”の人物だからその思いは余計だろう。



<きょうの一枚>  あざぶの丘中央道路の秋景色  10月21日

朝晩に暖房が恋しくなったと思ったら、木々の紅葉も山から里に下りてきた。風当たりのいいこの通りは特に早いようだ。