モクレン&震災記念日

                ◆ モクレン

けさも最低気温氷点下の寒い朝。冬晴れの空。ウォーキングでふながや公園を通ると春の予感。真っ青な空に向かってモクレンの蕾が大きく膨らんでいる。あと2ヶ月もしたら、内側の白、外側の赤紫の花びらが風に吹かれると見事なコントラストを見せてくれる。こんな季節になるのが待ち遠しい。

 



                ◆ 震災記念日


きょう1月17日は阪神淡路大震災から15年目の記念日。新聞やテレビの報道も「小沢対検察」騒動の陰に隠れてしまった感じだ。震災から3年経った平成10年に大阪に赴任した。会社が兵庫県との境にあったので従業員の中には家族を亡くした者もいたようだった。仕事の上でも被災された方が随分おられ、ことあるごとに生々しい状況を聞かされた。


時を同じくして、ハイチでの大地震の被災状況が連日報じられている。15年前に大震災を経験して一刻を争う救援体制の重要性がわかるはずの日本からの救助隊派遣が遅い。こんな時こそ「友愛」を掲げる政府の真骨頂の見せ場だろう。ところが、ハイチが台湾政府を承認しているため国交のない中国でさえ既に救助隊を送り出している。こんなところにも小沢問題で政府の意思決定を遅らせている要因があるのではないだろうか? 明日から開かれる国会での予算審議が思いやられる。