云っていいこと、悪いこと
♪ 春は名のみの 風の寒さや・・・ 立春から数えて5週間も経ったのにこの歌そのものの日だ。グラウンドゴルフをしていても肌を刺すような冷たく強い風。寒がり屋にはこんな日のプレイはかなわん。
最近世間をを賑わしている「愛子さまの不登校」問題と「核持込を巡る日米密約」問題。これらの問題については新聞は見出し読み、テレビは聞き流しにしている。あまりにも世間が騒ぎすぎだから。
前者の問題、皇室のプライバシーのことは内輪で始末をして国民はそっと見守ることが大事でないか。今の政権が何でも情報公開というが、云っていいことと悪いことをわきまえた上での情報公開でなければならないと思う。
後者の問題、政権交代して明るみになったことは事実だ。あたかも鬼の首を取ったように誇らしげだ。しかし、一触即発の東西冷戦下という当時の事情を踏まえ、国民に隠し事をするという「苦悩」と核の抑止力を拒絶した場合に生じる安全保障上の災難に国民をさらすかもしれないというもう一方の「苦悩」の中での決断した当時の為政者を責めるのは余りにも酷ではないか。結果オーライで敗戦国から世界第2位の経済大国になったのではないか。
今の政権の総理、外務大臣、党の幹事長、みな自分が政治家として育ててもらった元の党の大先輩達の苦渋の決断に対して云っていいことと悪いことをわきまえるべきだ。それより、外交文書の情報公開ルールをしっかりさせることの方が先決でないだろうか。
<きょうの一枚> ユキヤナギ 3月8日 あざぶの丘公園
1月27日に撮ったあざぶの丘公園のユキヤナギ、一枝に花が2〜3輪で葉っぱはまったくなかった。1ヶ月以上もしたら葉っぱは生い茂り花の数も増えてユキヤナギらしくなってきた。