夏至

相変わらずにわか雨があったり、薄日が差したりの梅雨時の天気。きょうは二十四節気のひとつ「夏至」。1年で最も昼の時間が長い日だ。


テレビのニュースで伊勢二見浦・二見輿玉神社での「夏至祭」が報じられていた。二見浦では夏至の時期だけ夫婦岩の間から朝日が昇り白装束の信者達が日の出に合わせて海に入り無病息災祈願をを行なっていた。                     


神社の宗教行事といえば、月の満ち欠けに基づく陰暦がもとだと思っていたがどうもそうでもなさそうだ。この神社は太陽暦二十四節気をもとに宗教行事を行なっている。多神教の国、日本だからそんなことはどうでもいいが・・・・。


6月は恵まれない月である。祝祭日がない。食べ物はいたむ。雨が続く。西洋ではそうでもなく「ジュンブライド」といって6月に結婚したカップルは幸せになれるといわれているように。日本ではこれが通用しないようだ。10数年前の6月に挙式された皇太子妃雅子さまをみればわかる。

昼間の一番長い日、どんよりとした梅雨空でも7時頃まで明るい。まして、夕方にその空が明るさを増すとき、安物のサルビヤやマリーゴールドなども数が揃うとどこか浮き立つ風情がある。