気になる言語

朝から青空。予報どおり来週には梅雨明けになる気配だ。豪雨、土砂災害は九州、中国地方だけではなかった。身近な多治見、可児、八百津でも大きな災害。ガキ仲間のブログのメンバーにはこの地区の者がかなりいる。全国の各地から見舞いのカキコがあった。

 
春のステージから夏のステージへと花壇の脇役たちの移り変わり。こぼれ種で庭の片隅に咲いていたリナリア、枯れ草同然の姿になりながらも首の皮一枚でつながって直径2cmほどの小さい花が最後の力を振り絞って咲いている。その傍らのヘデラの葉っぱの上でこの春生まれたと思しきカマキリらしき虫が独り立ちの準備をしているようだ。



別に言語学を勉強したわけでもないが、近頃の言語でどうも気になること、そしてなるほどと気がついたことがある。

● 気になること
「こんなに暑いのにセーターとか着込んじゃって」この”とか”という助詞というか副助詞と言うのか知らないが、テレビを見ていると若い者が盛んに使っている。この”とか”というのは「月には空気とか水とかいうものはない」というように並べあげるのに使う言葉ではないだろうか。どうしてこういう使い方をするのか、おじさんはどうも気になってしょうがない。


● なるほどと思うこと
強調したり発声しやすくするために、ことばの間に”ん”を加えるとグッと感じが違ってくる。「そのまま」が「そのまんま」に。「こぶ」が「こんぶ」に。「みな」が「みんな」にというように。今回の参院選で大躍進した「みんなの党」、政策への期待があったことは勿論だが、もし「皆の党」だったらこれだけ票を集めただろうか?この日本語の妙に着目した時点で躍進を確信したのではないだろうか。