ネムノキ

梅雨の末期を思わせる豪雨や土砂崩れで九州や中国地方に大きな被害が出ているようだ。早朝は小雨も降っていたが時間とともに薄日が差してきて、グラウンドゴルフも開始時間を遅らせてスタート。


けさのラジオ深夜便、今日の誕生日の花は「ネムノキ」と云っていた。去年の7月、緑化センターの季節の花めぐりの際、高台から彼方に望む林が薄いピンクに染まっていたのが印象的だった。それが、ネムノキだったのだ。ラジオで聞いただけでは物足りず去年の季節の花めぐりの写真を引っ張り出してみた。

花を近くで見ると細い糸で作ったボンボンみたいで美しい。近くで見るといっても木の高さは5m以上。花はそのテッペン。
先生の説明によると、花は少しでも多く日光を吸収しようと競って上に上に伸びて行くそうだ。


オジギソウの葉は触ると閉じるがネムノキの葉は触っただけでは閉じない。夜になるとゆっくり自分で閉じるそうだ。蛾などに卵を産み付けられないために閉じるのではないかと先生の説明。


夜になると我が身を保護するために眠るネムノキ、昼は昼で日光を吸収しようと上へ上へと伸びようと頑張るネムノキ。
ネムノキは模範生だ。