モロコシ

台風4号、この地区は肩すかし。雨も風も大したことなくやれやれ。きのうあたりから昼間でも車が駐車している家が多いし、ウチの前を通る車も少ない。そうか、お盆休みか。サンデー毎日は車の動きで知る盆休み。

四つ池の南の休耕田。去年までは菜の花畑が一面に広がっていた。今年は様子が違う。背丈2m以上もあるトウモロコシのようなものがテニスコート3面とれるほどの広さの休耕田に栽培されている。


ネットで検索。どうもモロコシ、又の名がタカキビ、中国名がコーリャンと言われるイネ科の穀物のようだ。米麦などが育たない地域でも育つそうだ。日本で栽培されているものの大半は飼料になるようだ。


三好丘の丘陵地では、街育ちには初めて目にするような珍しいものが栽培されている。このモロコシをはじめとして葉タバコやコンニャクなど。半世紀以上も前に、電気も水もなかったこの地に開拓で入ってこられた人たちの試行錯誤の結果だろう。決して”あだやおろそか”には出来ない作物ばかりだ。