森村泰昌 作品展

暑いときにはデパートのウォーキングがいいですよとブログにコメントしてくれた人のアドバイスに従い、ちょっと方向を変えて豊田の美術館へ。セルフポートレイトで知られる美術家森村泰昌の作品展。森村泰昌ーーーなにものかへのレクレイム。

三島由紀夫

彼は20世紀の歴史をつくった男たち、映画の世界を輝かせた女たちのビジュアルイメージを自らの身体に侵入させることによって既成の価値観を揺さぶって新たな解釈を世に問いかけていると言う。そして、森村作品の世界を通じて、あらためて20世紀を考えることで、未来を生きるための指針を発見する契機となれば・・・と語りかけている。

 
   モンロー    ゲバラ

歴史をつくった男たち、映画の世界を輝かせた女たちに自らが扮して撮影するという独自の写真作品。こういう芸術の分野があったことをこの展覧会で初めて知った。これらの作品から未来を生きるための指針を発見するどころか、コロッケの演じる形態模写、声帯模写と同じようなレベルにしか捉えられなかった。芸術的なセンスのなさを痛感、冷や汗かいて涼しかった。


あす6日から8日まで日記はお休み。