ここにもある検察の失態

きのうとは逆の天気で午前中曇り、午後からは青空。このところ、大阪地検特捜部と那覇地検と矢継ぎ早に検察の失態が表ざたになっている。こうして表ざたになったのは氷山の一角で闇に葬られているものがかなりあるのではないかと疑いたくもなる。

 ヤリケイトウ 9/24

そんな折、弁護士の友人からメールが来た。憤懣やるかたない思いが綴ってあった
彼は仕事絡みで悪質なお礼参りの脅迫を受けていた。脅迫者は病院の弱みにつけこんだ虚偽診断書で留置所に入れて置けないほど悪い健康状態と認定され逮捕されずに在宅事件として捜査・調書となった。


昨年5月に警察に告訴状を提出して受理されたのが11月。そして今年3月にやっと書類送検された。検察がいつまでも捜査をしないので脅迫者の向かいのマンションを賃借して「外出ビデオ撮影」などをして「動けるのだから逮捕してほしい」と何度も請求した。


結局、逮捕近しで追い込まれた脅迫者は今月の17日に愛車ベンツの中に練炭を持ち込み自殺してしまった。 検察は、警察を指揮して適切に捜査させ、逮捕・身柄確保しておけば自殺され取り逃がすことはなかった。警察にとってまずい事態なので、この変死事件はマスコミ報道なしになっている。

 ヤリケイトウ 9/24

裁判員裁判になって検察が多忙で「怠慢捜査」となった。そのため、彼は数百万円を投じて内偵を続けた。検察・警察の放置、怠慢は国家賠償裁判の対象になるので、それを通じてマスコミ・国民に知らせる必要がある。というもののそれに係るエネルギー、勝訴の見込みを考えて思案中と結んでいた。