羽田空港

朝からぐずついた天気。おかげでグラウンドゴルフはお休み。この機会に夏冬物の衣類の入れ替え。単身赴任生活のときから引き続き自分のものは自分でのルールが出来てしまった。一シーズン一度も着たことない衣服を何度も入れ替えしている。まして、ネクタイなんかここ数年黒以外着用したこともないのにいつまでもぶら下がっている。もったいなくて捨てる勇気がないのだ。仲間やご近所さんとの間でこんなことを話題にすることはまずないが、我々の年代ではこういう人がけっこう多いのではないだろうか。

 アケビ 10/17 緑化センター


きょう羽田空港の新国際線ターミナルビルが開業し、テレビのニュースで2,3日前から大々的に扱われていた。このニュースを見るたびに50年前の学生時代のことが思い出され隔世の感で感慨ひとしおだ。
                    

当時、大田区に住んでいた。友人が自家用車の運転のアルバイトをしていて家に持ち帰っていた。今ではトヨタ博物館でしかお目にかかれない観音開きのクラウンだ。深夜、第一京浜国道を通って横浜や羽田へよくドライブに行った。当時の羽田空港は、夜中でも出入り自由でガードマンなどもちろんいない。ターミナルビルに入ってエアラインのカウンターに置いてある社名入りのプレートを失敬してきて自分の机の飾り物にしてあった。

 四季桜 10/20 三好丘


その当時羽田は文字通り日本の玄関であったが、その後国益より票のための政治の果てに日本の玄関どころか東アジアの玄関をインチョン(韓国)、香港、上海などに取って代わられている。24時間空港の開業と喜んでいるのもいいが、成田と羽田と合わせても世界の都市と結ぶ路線数が前述の3空港のどこよりも少ない。成田と羽田を有機的に結びつけて一体となった日本の、東アジアの玄関になってほしい。