機会平等 結果不平等

去年のきょう12月8日の日記を見ると、この冬一番の冷え込みでグラウンドゴルフをしていても氷の上で競技しているみたい。などと書いてあった。それを思うと、今年は暖かい。まだそんな日は一日もない。午後、散髪に行ったら窓を開け放して営業していた。そんな暖かい一日。

  
  一段と色づいた庭の八朔   12/8



きょうの朝刊、朝日も中日も1面にOECDが65国・地域の15歳を対象にした学習到達度調査の結果を載せていた。日本は読解力8位、科学的応用力5位、数学的応用力9位で三分野とも10年前の調査開始以降の下落傾向に歯止めがかかった。と報じていた。


両紙とも成績上位層と下位層の格差が広がり、「下位層を引き上げるには・・・」などと論述していた。これには異論がある。マスコミが何でもかんでも平均化、平等化を煽り立てすぎではないか。教育は、機会は平等で結果は不平等で当然だ。


画一的、平均的な人間ばかりをつくるのではなく、デキのいいのも悪いのもいて当然で、デキの悪い者には敗者復活のチャンスを与えてやるような社会システムを作ることの方が社会に活力が出ると思うのだが・・・。