競輪用自転車

上空には黒い冬雲が流れ、寒風吹きすさぶ本格的な冬の到来だ。午後もまだ3時半というのに、この”日の脚”の速さ。冬至からまだ3日が過ぎただけだ。

 12/25 15:30 四つ池公園
  自分はこんなにも足が長かったか?


太陽の照射角度の関係で高度が一番低くなるのが冬至。従って、こんな時間でも陰が長くなるということだろう。


年の瀬も迫っているというのに、政界も官界も面子をかけて突っ張りあいの様相だ。そんなことを尻目に置いてきぼりの国民はたまったものではない。


● 民主党執行部と小沢さん、国会招致問題で双方面子をかけての綱引きで党内分裂寸前の状況。それを見かねた民主党票の強力な後ろ盾の連合も面子をかけて仲介にはいっている。 執行部、小沢陣営双方が党内分裂まで止まることのできない闘いのようにみえる。


● 郵便不正事件と証拠改ざん事件で最高検が内部検証を報告した。それによると、検察は起訴で走り出したら面子にかけて有罪まで止まることの出来ない体質を露呈した。


国家権力の最高位に君臨する人や組織が面子にかけて走り出したら止まることのできない競輪用自転車では国民としては困る。妥協する勇気、撤退する勇気というブレーキのついた自転車で国家を操縦してもらいたい。