啓蟄
2泊3日の寒気団が去ったらきょう6日は暦の上では二十四節気の「啓蟄」。大地が暖まり冬眠していた虫が地中から這い出してくる頃だ。弥生の空はそれを知ってか一転春めいてきた。
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「啓蟄」の声を聞いてフライイングで出てきたのかこのセミ。いくらなんでも、そんなことはない。去年脱皮したのが風雪に耐えていたのだろう。「啓蟄」の朝のふながや公園で。
これから始まる開花ラッシュを告げるかのように庭の沈丁花も咲き出して、ほのかな香りが漂い始めた。ツツジも蕾が膨らみ始めたが開花にはまだ1ヶ月以上はかかるだろう。
「啓蟄」で虫が動き出すように”見るスポーツ”も動き出した。プロ野球オープン戦も地元球場で始まった。きのうからドラはドームで。サッカーJリーグもきのうから。グランパスは豊田スタジアムで。女子プロゴルフもおとといから始まった。
秋まで野球にゴルフにサッカーに”見るスポーツ”から目が離せない。今年のプロ野球はパ・リーグが盛り上がっている。
かつては人気のセ、実力のパといわれパ・リーグの試合のテレビ中継なんてお目にかかったことがなかった。人気とテレビ中継料にあぐらをかいてファンサービスを疎かにしていたとしか思えないセ・リーグ各球団、目を覚まして欲しい。