黒笹・福谷の里山

暑い、蒸し暑い。この夏への備えと覚悟を求められている暑さだ。このところの麻雀三昧の日々から一転、きょうはアウトドアーに、インドアーに文化の薫り高き講座と講演会の一日。午前は悠学カレッジ「ふるさとの自然」で黒笹・福谷の里山散策。午後は豊田の文化会館でキャスター草野仁氏の講演会。


黒笹・福谷の里山は3度目だが、前2回はいずれも秋。三好ICから福谷へ抜ける道路の工事で訪れるたびに里山が削られて行くのが惜しい。この界隈はあけびの宝庫で、秋の講座のときにはおみやげに収穫してゆく人も多い。そのあけびも、今は青い実でモンキーバナナのような姿であちこちで見られた。


左側2枚の写真はマニア垂涎の山野草、写真を撮って名前を調べてご覧と先生。そんな山野草がここにはまだあるのだ!。ネットで調べた、写真左はどうもコクランのようだ。ネット曰く。低山の常緑樹林内に生える。ある程度以上茂った薄暗いところで見かける。花が地味なために観賞用には不向きで栽培されることも少ない。それでも、野生蘭であるだけに乱獲の行われた地域もあるようだ。


真ん中の写真は調べる根気なし。右の写真はウォーキングの路傍でも時々見かけるネジバナ。震災被災者の窮状をよそにドタバタ劇を演じてる国会の衆参ねじれ現象にあやかって里山の路傍で撮ってきたもの。