昼顔


梅雨に逆戻りしたかのように不安定なぐずついた天気が続いている。今月の初めころからウォーキングの路傍で目についていたが、写真に収めるのにはいつも優先順位が下位で遅れ遅れになっていたがやっと順番がまわってきた。写してみれば涼しげでなかなか風情があるもんだ。


その花の名は朝顔でも夕顔でもない昼咲くヒルガオだ。悠学カレッジ「ふるさとの自然」講座の講師、芹沢先生の著書「夏の野の花」の表表紙を飾っているあの花だ。雑誌のカバーガールならぬ、カバーフラワーになるくらいだから少なくとも10人並みではなく10花並以上の美貌といえよう。


「昼顔」といえば同じ題名の映画があった。カトリーヌ・ドヌーヴ演ずる上流階級夫人が、”昼顔”の名で娼婦として働く映画だった記憶だ。10花並以上ともなると話題にコト欠かない。それにしてはむさ苦しい場所に咲いている。


● またまた円高が進んでいる。78円から77円。ヒルガオ同様実力以上の評価を受けても、輸出で成り立っているこの国としては困ってしまう。

● 辞めるはずの菅首相が再来年の衆参ダブル選挙まで言及しだした。進まぬ復興、電力危機、円高、雇用不安、辞めない首相。がんばれニッポン。