高速鉄道事故で思い出したこと


鈍い日差しながらやっと梅の土用干しができるような天気になった。朝のウォーキング、普段はあまり通らない経路で行ったら丘陵地の土手で、このあたりでは珍しいオニユリが見つかった。その名の通り花の色や斑点から赤鬼を連想させる。


子供のころ、田舎の親戚に行くとオニユリのユリ根を茶碗蒸しに入れて食べさせてくれるのが楽しみだった。あのホクホク&モッチリとした歯ざわりが何とも言えない味だった。


中国の高速鉄道の事故に関するきのうのカキコをアップしてから思い出した。20年ほど前のこと。南京へ観光旅行した。当時、南京には国際空港がなく上海からバスで12時間以上かけて行った。帰りは南京から上海まで列車で移動。特急で4時間かかった記憶だ。食堂車でトラブルが起こった。


食事を済ませて指定席に戻ろうとしたが自動ドアが開かない。係員が悪戦苦闘するもどうしても開かない。食堂車に閉じ込められてしまったのだ。最後にはドアのガラスを割った。そんな記憶だ。時代背景は違っても、安全・旅客サービスへの甘い姿勢がまた悲劇を引き起こしたのではないか。そんな疑いが残る。