頼りなさ感じる野田さん


今朝は今シーズン一番の冷え込みとか。最低気温も15度を切ったようだ。夏から秋を通り越しいっきに冬が来たようなけさの寒さだ。夏冬物の入れ替えがしてないから着る物がない。”自然”に追いかけられている”人間”。科学がいくら進んでも、自然には勝てない。そんなことを実感するけさの冷え込みだ。


結果に責任を持たなくてよい我々一般国民は勝手なもので、国のリーダーが周囲に低姿勢で臨めば物足りなく感じ、高姿勢だと国民目線の政治でないと文句を言う。国のリーダーが野田さんに代わっておよそ1ヶ月。その舵取りぶりをみていると、ひたすら低姿勢で与野党協議の地ならしを進めるわ、民主党政権前代未聞の経団連会長への表敬訪問するわ、きのうに至っては世間から集中砲火を浴びていた埼玉・朝霞の国家公務員宿舎の建設を5年間凍結することに決めた。



それぞれの事象にそれなりの理由があって賛否両論がある。そうした障害をただひたすら低姿勢で避けて通ろうとする野田さんにこの非常時に頼りなさを感じるのは自分だけではないと思う。非常時だから、多少強引でも障害物を排除しながら進めてゆくリーダーに頼り甲斐を感じる。ただ、低姿勢で頭をさげてコトが進めばこんな楽なことはない。特に、外交はそんな甘いモンじゃない。