キンモクセイ


10月に入って朝晩は涼しいというよりむしろ肌寒さを感じるここ1日2日だ。それとともに、ウォーキングやグラウンドゴルフの最中にも、家で窓を開けていてもどこからともなくキンモクセイの甘〜い香りが漂ってくる。秋を実感する。この香りをトイレの芳香剤の匂いというような無粋な輩には”もののあはれ”がわかるまい。


ちょうど去年の9月30日から中国の桂林に行っていた。桂林の空港に降り立つとキンモクセイの香りが漂い、ガイドさんがこれは桂林の花、キンモクセイの一種「桂花」の香りです。と説明していたのが思い出される。町中キンモクセイの香りが漂い、土産物の店では桂花茶が店頭に並んでいた。この桂花、香りはキンモクセイと同じだが木は随分大きいものばかりだった。



夕方、名古屋で飲み会。衣替えとあって街中からノーネクタイのクールビズとやらの姿がめっきり少なくなり、黒っぽいスーツにネクタイ姿が多くなった。酒席での話。みんなサンデー毎日になってネクタイを締めるのは冠婚葬祭の時だけ。黒、白以外のネクタイはどうした?みな、洋服ダンスに吊るしたまま。まだ、ネクタイ締めてビジネスをすることに未練があるのか、それともただ何となく捨てるのがもったいなくて・・・なのか。?全員後者だろう。家庭でも事業仕訳すれば何かと出てくるものはある。価値あるものが出てくるかどうかは別にして。