エンディング未定

日中は晴れておおむね秋日和。予報では下り坂のようだ。ドラゴンズの優勝が決まって今朝の新聞は織り込みチラシも含めて「優勝セール」の広告満載だ。ドラゴンズの優勝が決まった日にその対戦相手だった横浜ベイスターズがインターネットのゲームサイト「モバゲー」を運営する会社に身売りすることがほゞ決まったようだ。皮肉なことだ。これでIT関連企業の球団がソフトバンク楽天に次いで3球団になった。これも時代の流れだろう。 プロ野球は勝たなアカン、客を呼ばなアカン。 客を呼ぶが、よぉ〜勝たん阪神に来年は落合監督か?

       


先日テレビのニュースでやっていた。福島で放射能の除染作業が本格的に始まったと。しかし、除染後の泥や汚染されたがれきの処分法が決まらないままにだ。いわば、”エンディング”未定のままだ。大体、原発そのものが廃棄物の処分法未定のままだ。エンディング未定のまま動き出していることが結構ある。人工衛星もそうだ。先だっても用済みの人工衛星がどこかに落ちた。


エンディング未定のまま動き出している最たるものは我々人間だ。生まれた日から一日一日人生の終焉に近づいている。悲しいことに、この現実があるにもかかわらず、終焉の日が人間にはわからない。そこで、いつ来るかわからない「その日」に自分以外の人に頼る部分を少しでも少なくしておくための「エンディングノート」を少しづつ書き始めたが最近はサボってしまっている。何事によらず、エンディングをきれいにフィニッシュすることは難しいことだ。