静電気

きょうも氷点下の朝。車のウィンドウガラスがガリガリに凍っている。日の出とともに雲ひとつない青空が広がる。風も穏やかで陽射しにぬくもりを感じる。最強寒波もこれでお終いににしてほしいものだ。



気持ちのいい青空のもと、お役を仰せつかっている団体のメンバー宅10数軒に書類を届けに回った。行く先々のお宅の郵便受けに書類を差し込む度に指先がバチッ。静電気だ。車のドアの開け閉めでやることはしばしばある。これも、空気の乾燥した冬の風物誌かと言っておれる間はいい。きょうのように行く先々でバチッだと終いには恐怖感すら覚える。


最近どうもこのバチッが多いような気がする。空気の乾燥もさることながら、体が枯れているからだろうか?これも、加齢現象の一つか?郵便配達の人達は大丈夫だろうか?そのうちに、セルフのガソリンスタンドにあるような静電気除去シートを郵便受けの横に装着するようになるかもしれない。何か対策はあるだろうか?ネットで検索してみた。


この静電気には誰しも悩まされているようで、NHKの「ためしてがってん」でもやったそうだ。それによると、人の体は常に帯電している。湿気も多く汗もかきやすい夏場は水分がその電気を流してくれているのに対し、乾燥しやすい冬場は放電が起こりにくい。そのため、たまった電気が金属などに触れて放電すると、あの「バチッ」という衝撃が走る。、できるだけ乾燥を防ぐ工夫をすることらしい。


より実践的な対策としては、紙やコンクリートなどが静電気をゆっくりと通す性質を利用し、金属などに触る前に壁紙を貼った壁やコンクリートの壁、石の壁などに触るという方法らしい。(これが、セルフスタンドの除去シートと同じ効果だろう) がってん。