好奇心 行動・感動 発信力

                                雨こそないものの、朝から雲が低く垂れこめる典型的な梅雨の最中の一日。きのうの夕方のことだ。ご近所さんから嫁入りしてきたサボテンがどんどん増えて、その植木鉢が庭の片隅にゴロゴロしている。その中のひとつの鉢で突然花が咲いて夕暮れ時だけに周りが明るくなったような感じだった。サボテンにしてみれば、誰に見てもらおうなどというかけひきもなく、精一杯の美しさで懸命に咲いただろう。普段目もくれてやらないから「突然、咲いた」などという表現で申し訳ないくらいだ。このサボテンは次の日まで咲いているから、お利口さんだ。もう一種類の肉厚の葉っぱのような、上へ上へとのびるサボテンは真夜中に咲いて朝にはしぼんでしまう。咲くのを見逃すことが多い。いづれににせよ、精一杯の美しさで懸命に咲いたからには、せめてカメラに収めることくらいはしてやらないといけない。



きのうの午後、豊田へ「生き物写真展」を見に行った。この写真展を開いた方は同じ地域の住人でリタイヤー後、三好丘地区の自然や生き物の写真を撮って公共の場に掲示をして自然保護の大切さを訴えておられる。「みよしに生きる仲間たち」というブログも開設して生き物たちの紹介もしておられる。



先般のトルコ旅行でご一緒させていただいたNさん。「シニア人生を楽しむ」というブログを開設。ジャズ、グルメ、サッカー、茶道、米国画家のコレクターなど、など実に多岐にわたる趣味を持っておられる。車中泊願望のNさん、自分一人だけ宿泊できる車を購入してその処女ドライブのレポートが先日のブログに載っていた。


若い頃に比べ、物事に無関心、無感動になった。自分と同世代のおふたりに共通して言えることは、好奇心、行動・感動、発信力すべてが旺盛で上手く連鎖していることだろう。最近になって、シニアライフを満喫しておられるおふたりに接する機会を得た。おふたりからそのパワーをおすそ分けしてもらいたかったが、こちらにはキャパシティーが不足のようだった。、