いざ ヤブラン


雲に覆われ日射しの少ない一日。お蔭で、きのうのような猛暑日になるのは避けられた。グラウンドゴルフに興ずる芝生のグランドには赤とんぼが飛び交い秋の気配を感じる。庭にヤブランが咲き始め秋の到来のシグナルだと思い、きのうのブログにマルバルコウとどちらをアップしようかと迷った末ヤブランがきょうになった。


ところが、きのうの中日夕刊に「かれんな紫 秋告げる」の見出しで徳川園のヤブランの写真が載ってしまった。新聞に載ってからではニュースの価値が半減するのだ。惜しいことをした。新聞にしてやられた。きのうヤブラン、きょうマルバルコウにすればよかった。


名古屋のマンションでの女児監禁事件、広島でのタクシートランク内への女児監禁事件いづれも犯人は20台前半だ。若者のこうした軽佻浮薄な行動が頻発する世相を、ヤブランの洒落でもないが「いざ、ヤブラン」という気になる。時は二大政党の代表者選びの時期だ。次の日本のリーダーとなる人物にぜひ取り組んでもらいたい。「徴兵制度」だ。


若者に「苦労に耐える」経験を積ませる意味で「徴兵制度」を中長期的な国家戦略として取り上げる時期に来ているのではないだろうか。「徴兵制度」というと侵略戦争のために若者に鉄砲の撃ち方の訓練をさせると短絡的に捉えられがちだが決してそうではない。厳しい環境の中で苦労に耐える経験を積むことが主目的だ。そして、その訓練を拒否した者には社会福祉活動を義務付ける。決して突拍子のない考えでもないと思う。