シラタマホシクサ


朝から晴れ渡り厳しい残暑の一日。おとといは徳川園のヤブラン中日新聞に出し抜かれ、きのうは東山植物園シラタマホシクサでまたまた中日新聞に出し抜かれた。きのうの中日夕刊の見出し。「秋を告げる真昼の星々」さすがプロ。上手い表現だ。同植物園では見ごろを迎えているそうだ。


三好の長田池を源流として刈谷で衣浦湾に注ぐ境川。その長田池の下流300mくらいの谷あいの湿地にシラタマホシクサの自生地がある。その近くの多目的グランドできょうはグラウンドゴルフの大会があり、その終了後湿地に立ち寄ってシラタマホシクサの写真を撮ってくる予定をしていた。なのに、きのうの夕刊だ。また、出し抜かれた。


シラタマホシクサは、伊勢湾や三河湾周辺の湿地に自生する希少種だ。高さ20〜30cmの茎の先端に直径5mmくらいの星形の花を咲かせることから「コンペイトウ草」とも呼ばれている。



季節の花をブログにアップするのにそのタイミングを新聞に2度も出し抜かれた。サンデー毎日でヒマがあり過ぎたのがこういう結果を生んだ。ウチのウッドデッキの下でヤブランがもう咲くはずだ。そろそろシラタマホシクサが咲き始める頃だ。頭ではわかっていても、もう一人の自分が「何も、この暑いときにわざわざしなくても・・・」とささやく。


ついつい、その誘いに乗ってしまう。ヒマなときほど、仕事のタイミングをはずしたり、はかどらなくするものだ。現役時代には土日に赴任地から戻り、庭や畑仕事をてきぱきとこなしていた。「忙しい時ほど、仕事がはかどり、いい仕事ができる。」リタイヤーして得た教訓だ。