東京五輪ソフト復活への期待


昼ごろまでは美しい夏空が広がり、午後からは雲が広がり夕方には小雨の真夏日。夜明け前のウォーキング、しきりにクシャミと鼻水が出る。ヒンヤリとした風に接したからだ。耳鼻科の先生に云わせると老人性のアレルギーの一種だそうだ。こうした症状が出ると云うことは涼しくなった証拠だ。


それもそのはず、あす23日は二十四節気の一つ「処暑」だ。厳しい暑さも峠を越し、朝夕は涼風が吹き始める頃と云われる。あちこちの荒れ地のヨウシュヤマゴボウの赤い茎につけた青い実も黒く熟し始めた。秋近しのシグナルだ。このヨウシュヤマゴボウ、洋種山牛蒡と書くからゴボウの一種と思いネットで調べた。


とんでもない。全然関係ない。名前の由来はわからなかった。根、葉、果実とも毒があるそうだ。花言葉は「内縁の妻」とあった。名前の由来はわからなくても、花言葉の由来はなるほどと思わせる。



きのうの新聞のスポーツ面の片隅。オランダで開かれているソフトボール女子世界選手権で日本は1次リーグを順調に勝ち進んでいることが小さく載っていた。北京五輪で「神様、仏様、上野様」とまで言われ活躍したエース上野は健在のようだ。


ソフトボールは北京を最後に野球と共に五輪競技から除外されてしまったが、昨秋就任したIOC会長が東京五輪での実施競技の見直しに柔軟な姿勢を示している所から、この秋の仁川アジア大会は五輪採用へのアピールのチャンスと云える。


ソフトボールに惹かれたのは北京五輪の時だ。「侍ジャパン」の野球とはあまりにも対照的でそのひたむきさに惹かれた。「侍ジャパン」は億万長者軍団で宿舎も他競技の選手とは別でホテル住まい。一方のソフトボールの選手は実業団チームの所属で仕事をしながらの競技生活。もちろん宿舎は選手村。結果は野球は4位でメダルに届かず。ソフトボールは米国を破り金メダル。


会社で仕事をする傍ら、歯を食いしばってゲームに集中するためにマウスピースまでつけてプレイするソフトボールの選手たちのひたむきさをみたら、誰だって東京五輪の舞台を踏ませてやりたくなる。