交通事故死者数について思う


12月28日の誕生日の花ロウバイが知人宅で満開になった。当日は間に合わず、1年前のものをアップしたが、きょうはリアルタイムのものだ。


まだ大統領に就任もしてないトランプの「つぶやき」に世界中が周章狼狽(しゅうしょうろうばい)だ。そんな中、トヨタの社長の毅然たる態度のナイス返球は光った。1回目はオバマ、2回目はトランプを相手に生涯二度の大勝負で敗れたヒラリーは、これで政治生命は終わっただろう。老婆の狼狽ぶりは見たくもない。



小学校2年か3年の時だ。当時の車の方向指示器はアポロといって腕木式のものだった。今のようなウィンカー式があることなど知らなかった。新型で方向指示器がウィンカー式の車がウィンカーを点滅させて曲がってくるのを自転車に乗っていたクマさん、避けきれず商店のウィンドウに顔から突っ込んで怪我をしたことがあった。昭和24年か25年のことだ。


先日、全国の交通事故死者が67年ぶりに4千人を下回ったことが報じられた。67年前の昭和24年といえば、走っている車の方向指示器はどれも腕木式。そんな時代の水準までに戻ったということだ。戦後間もない頃とは比較にならないいまの交通事情なのに、そこまで犠牲者を減らせたのだから驚くほかない。警察・行政の努力と国民のルール順守で辿りついた「昭和24年」といえるだろう。



ただ、いただけないのは地元愛知県が212人で14年連続全国NO1ということだ。平成14年の468人の半分以下になったちうものの・・・。死者数の半分以上は65歳以上の高齢者で、これまでで最多の割合というのは、全国レベルでも愛知県レベルでも同じだ。


交通死もこの昭和24年頃から高度成長期を経て増え続け、交通戦争と呼ばれる深刻な事態に至った。長い目で見たら、その敵をどうにか鎮めて来たといえよう。いまはまた新たな戦争に向き合っている。少子高齢化と人口減だ。交通戦争はわれわれの世代でなんとかしてきたから、新戦争は次世代にお任せになるのでは・・・・。