葬儀場風景と蓮

mikawakinta632006-07-06

一般席ガラガラ。親族席超満員。これはきのうの葬儀場での風景。老人クラブの役員を仰せつかっていると葬儀への参列の機会が多い。 先月にもこのような風景に出くわした。


90歳を越して他界される方は兄弟も多い。子供・孫・ひ孫・玄孫(やしゃご)まで参列されるとなると50〜60の席が満席になるのも当然のことだ。


一方、新興住宅地で長男さんと同居されていた方はお付き合いも少なく、長男さん自身もリタイヤーされているケースが多い。 一般席がガラガラなのも当然のことだ。


現役時代にこのような風景に接することはまずなかった。一般席に入りきらなくてモニターテレビでということもしばしば。
生活の舞台が変わったから参列する葬儀の風景が変わるのも当然といえば当然のこと。


少子化が加速中のこの先、我々の孫・子の時代になったら葬儀場の風景もまた変わるだろう。
葬儀場の風景が変わっても、お釈迦様が生まれてこの方「極楽」の蓮池の風景は変わらず。
散歩道の農家の蓮がけさ咲いた。