子離れ、親離れ

欧米の映画やテレビを見ていると日本とは違い、幼児が親と一緒に寝ることがない。こういうことが、日本で子離れ、親離れががなかなか進まない要因のひとつになっているのではないだろうか。


きのうの土曜のこと。カミさん、稲沢にいる三女の家が新築して5年になるというのに垣根の木は伸び放題、庭には草が伸び放題になっているから剪定と草刈をしてやらないかんから一緒に行ってくれという。小生、そんなことは三女夫婦がやる
ことだから任せておけばいい。  ひと悶着あったが結局行かされ雨の中での庭仕事。


ことほどさように、長女は長女で先日ムコがスーツを新調するがどんなものがいいかとカミさんに聞いてくる。挙句に長女夫婦がスーツを買いに行くのにカミさんが同行している。そんなことは夫婦で相談して決めることと叱ってやった。


娘達は伴侶を得て家庭を築いているというのに親はいつまでも子供のつもり。娘達は何でも聞いてくれる親の方が言いやすいからいつまでも親を頼る。
子育てをすべてカミさんに任せていた小生にも責任の一端はあると思うが、どうも我が家の母娘の関係は”世間によくある”関係とは云い難い。


冒頭の欧米流の育て方とは云わないまでも、母子共にもう少し自立心のある人間であってほしい。(今からでも遅くない)
いつまでたっても、子離れ、親離れができない。これが次の世代まで続かないようにしなければならない。


    ◆ この家庭は”世間によくある”家庭のようだ。 4月8日三好池にて