爽やか高校生

mikawakinta632007-05-25

朝から雨。きのう家庭菜園に植えた「ヤーコン」には幸先の良い恵みの雨だ。初めての作物で自信がなかったが、収穫が期待できそうだ。 しかし、このバラはこの雨では今日限りの命のようだ。


きょうのような雨降りにまつわる高校生の”ちょいといい話”をメルマガで読んだ。
『息子を褒めてやりたい』という高校生の息子を持つお父さんからの投書。


ある雨の日、息子さんが乗っていた電車で一人のおじさんがとある駅で傘を置き忘れて降りてしまった。
彼はそれに気付き一瞬迷ったが、おじさんがずぶぬれになってはと思い傘を持って追いかけ、ホームで手渡した。
ところが電車のドアが閉まってしまい、彼は電車に戻れなかった。


すると、おじさんは閉まったドアを開けようとドンドンと叩き、気付いた車掌がドアを開けてくれ、彼は電車に戻れた。
しかし、電車に戻った彼に回りの何人かが冷たい視線を向けた。どうやらそのことで発車が遅れ、迷惑だと思われたようだ、とのこと。


彼は(せいぜい30秒かそこらのことなのに・・・)と嫌な思いをしたという。
おじさんのために傘を持って電車を降りた彼と、それに応えるため一生懸命にドアをたたいてくれたおじさん。
それを迷惑そうに冷たい視線を投げかけた人たち。


お父さんは息子さんから話を聞き彼を誉めてやりたいと投書をした。
プロのゴルファーに混じって、日本のゴルフツアーで15歳の史上最年少優勝を果たした”ハニカミ王子”石川遼君の爽やかなインタビューといい、この高校生の息子さんといい、とかくすさんだ話題の多いきのうきょう、一服の清涼剤のようだ。