緑のカーテン

久しぶりの青空と爽やかな風の一日。とりわけ緑のカーテン越しの風は格別だ。

電力会社のPR誌で盛んに推奨している緑のカーテン。窓の外の「キウイ棚」からネットをぶら下げて”ゴーヤ”と

”キウイ”で緑のカーテンを作ってみた。

    


PR誌のいうように、”あさがお”や”ゴーヤ”などつる性のの植物をまどの外に這わせることで、強い日差しを和らげ

室温の上昇を抑えてエヤコンの使用量を抑える省エネ効果とCO2削減で地球環境にやさしい効果があるのは確かだろう。



しかし、「省エネ効果」だとか「地球環境にやさしい」という光の部分だけが脚光を浴びているが、影の部分もあることを

忘れてはなるまい。 わがやの緑のカーテンの例で言うと、部屋が暗くなり陰気臭くなる。(幅2.7mあったカーテンの幅を

1.5mに削った)エアコンの使用量は減るが照明代は高くなる。



ペットボトルや古紙の再生でも”もったいないから再生”の美名のもとに盛んに行われているが、分別回収のコスト、再生

コストを考えたら果たしてメリットがあるかどうかいささか疑問だ。



「だから再生はやめろ」というのではない。「省エネ」とか「環境」となるとこれが社会正義のごとく手放しで受け入れが

ちであるが、それ前に、何でも受け入れる前に「副作用のない薬はない」ことを肝に命ずべきだ。