写真&俳句
台風が近づくと、こんな雨にもかかわらず家庭菜園は賑やかだ。みんな、雨続きで収穫に来なかったから実の重みで枝や茎が折れてしまわないかと雨中の収穫作業。そして作物の支柱を補強したりでずぶぬれだ。
こうも毎日雨続きだと、早朝散歩もお休み続きでデジカメが失業中。そこで、ブログに掲載された写真を失敬して、写真&俳句。 写真を失敬させていただいた方、事後承諾でよろしく。
◆ へちま
「痰(たん)一斗 へちまの水も 間に合はず」 正岡子規
何年か前、我が家でも栽培していた。 茎から「へちま水」を取って、薬局で化粧水に加工してもらって使っていた。
あの頃のカミさん、肌が輝いていた。
◆ ひまわり
「向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ」 北原 白秋
種は食用、種から取った油は石鹸の原料、茎や葉は飼料。花は豊田市の市の花。 まったくムダがない。
まさに、トヨタを象徴する植物だ。 次世代には、ひまわりのバイオ燃料でトヨタ車が走るだろう。
◆ 合歓の木
「合歓咲く 七つ下りの 茶菓子売り」 小林 一茶
夜になるとゆっくり葉が閉じる。「眠りの木」が転じて「ねむの木」になったそうだ。
「ねむの木」というと「ガード下の靴磨き」でおなじみの宮城まり子さんの「ねむの木学園」が思い出される。
てめぇが「ねむの木」になりかけてきた。