西側の庭 スケッチ

「鉄は熱いうちに鍛えよ、草引きは雨上がりの土の柔らかいうちにやれ」リタイヤー3年の教訓である。
台風通過後、家庭菜園や南側の庭は後始末をしたが、西側の庭は落下した桃を拾っただけで何もしてない。昨夜は雨が降ったようなので、西側の庭の後始末と草引きをした。

 

      階段下から                 階段上から


かぼちゃのツルが延びてきて斜面にある階段を塞いでしまって庭へ下りてゆけない。

    「南瓜(うり)つるに  行く手阻まれ  回り道」  クマさん駄作




一番背の高い「かりん」は強風にも耐え、かりんの実も落下せず元気そうだ。秋には黄色になる。

果肉は硬いし酸っぱくて渋く何の役にも立たない。 果実酒にする人もいるようだが、我が家ではやったこともない。

秋になっても鳥も食べに来ない。 毎年、秋に落下したのがごろごろしているだけ。





世の中、思うように行かないもので、どうでもいい「かりん」が台風にも落下せず、ぜひ実をつけていてほしかった「桃」

が6個落下。残りの7個は順調に色づいているようだ。

落下した桃を食べたが、やはりまだ少々硬かった。 その分甘味もイマイチ。

「ぶどう」は強風に負け、フェンス沿いの草むらは落ちたぶどうだらけでアリが群がっている。 写真に撮るのも無残な

「ぶどう」だった。




フェンス沿いに今年もまたお出ましだ。「ヘクソカズラ」。「ヘ」の上に「クソ」までつく気の毒な名前だ。

草地や土手を覆いつくすほど生えるこのつる草、わが庭のフェンス沿いにあるということは、いかに手入れをして    

ないかという証拠だ。  いや、そうじゃない。このつる草の名前や習性に似合わず可憐な花を咲かせるので、     

ついつい手心を加えてしまっているのだ。